言葉

 その幸せな感覚を味わった後に、ぼんやりと言葉について考えていました。
 内部だけで言葉を使うならば、このことはさして考える必要はありません。ただ、こういう時間を持てる幸せを噛み締めて、またこういう場所にきたいなぁ、とかそんなことを自分の中にこっそり刻み込めばそれで終りです。
 でも、もしも外部に対して言葉を使おうとした場合、とてつもなく難しくなります。それをあらわすべき言葉は、造らなくてはなりません。既存の枠組みのなかでそれを語るべき言葉を俺はもっていないのです。
 なんとなく、そんなことをとても重要なこととして感じました。なんとなくメモ。