考えようによっては。

 KanonSSによって積み上げられてきた思い出に関する著作というのは、総合するとユグドラシルのモチーフにかなり接近するところがあるような気がします。
 失われたもの。それに関する思い。それを振り切って、もう一度どこかへ。考えてみれば、KanonSSによって語りつくされたような感さえあるテーマですが、それが普遍性あるいは共感させるだけの力を持っているかどうか。案外、ユグドラシルの動向を追っていればそんなこともわかるんじゃないでしょうか。
 野暮だけどね。