『アニパロとヤヲイ』

 ジャンル「やをい」は夏休みを使って真剣にやをい研究をレポートがてらにやってみようというアイディアです。個人的な印象だと、男性向けのヲタに対するまとまった研究は”オタキング”岡田、浅羽道明宮台真司斉藤環東浩紀といったたくさんの研究者がいますが、女性向けはあんまりいないんじゃないでしょうか。
 それ+、やっぱり、女性向けってよーわかんないんですよね。俺にとって。なんとなく気になるので、ちと研究してみます。コミケも一日目から行きます。そして、やをい本を買います。なんだ俺は。

 んで、まぁ一冊本を読んだんですが、やをい研究を個人的にやっている人で、内部からの視点としてはとりあえずこれを抑えて置けという姉のアドバイスどおりのないようでした。そこまで深くないし、そこまで各章が在るものでもない。最後の辺りなんかは煽りに過ぎませんし。ただまー、たたき台というか自分がどこに興味があるのかを煮詰めるにはしっかり読むのもよさそうです。――ってこういう風に書いた本をしっかり読んだ例って『自己組織性』を途中までやったくらいなんだよなぁ。『アイデンティティ・ゲーム』も途中だし。こんどこそちゃんとやりたいなぁ。とほほ。