のろわれた!

 ジャニス病にかかりました。
 ジャニスというCD屋は大量にCDがある代わりに、ちょいと値段が高め、というよりも借りられる期間が短めなのです。340円で二泊三日。そんなに通えないという俺は、あるサービスを使います。五枚借りると一週間。OH! 便利ぃー。
 ――なのはいいんですが、これやり続けると、度つぼにはまるんですよね。五枚くらいなら一週間で何とか聞けるし、ついでにMP3化すればあとで聞けると思ってぎりぎりで返す。そのころには色々とまた新しい情報とか新しいの聞きたいなという気持ちとかが生まれていて、またくんのもめんどいしなー、どうせきたしなーとか、「おいおい、借りたら、返しにこなきゃいけないんだよ?」とか教えてくれる妖精さんを軽くひねりつぶしてしまうのです。また借りてしまうのです。そうすると5枚をまたかりて1700円。痛い出費。ガッテム。


 そんなこんなで借りてきたのはJUDEと坂本龍一の一番新しい奴と、きょーとじゃずまっしぶと、じゃずとろにかのひとのソロ活動のと、フィューチャージャズとかいうコーピレーション。コーピレーションだっけ? まぁいいや。
 ためしに4枚ほど聞いてみたら、京都ジャズなんたら以外ははずれっぽい様子でがっかり。浅井さんはなんていうかブランキー時代のほどの熱がないし、教授は現代音楽化して楽しくないし、ジャズトロニカの人の真髄はやっぱりあのアレンジであって、あのパーカッシブなピアノ&なんともすてきなコードがちゃんとこのCDだと機能していない様子。寂しい。
 こなくそー。