マルドゥック・スクランブル

 なぜか姉が購入してきたので、一日で読みきってみました。頭ふらふら。結構面白かったです。特に、カジノでアシュレイが出てきてからは燃えます。でも、これSFっつー感じじゃないですね。なんだろう。
 いろいろなものが積み込まれすぎていて頭がふらふらします。ホントに。終わったあとに心に残るのは、生きるのに理由が要るのって大変だなぁ、とかそのあたりに安易な感想になってしまったり。自分の内部に理由を見つけられるほど人は強くなくて、周りのものを理由にするには人間は弱すぎる。それをどこまで埋めていけるのか、というのがある種の小説の肝といえるのかもしれない。
 ふらふらー。