電車男

 なんかすっかりドラマ派になってパンピー度上昇してます。こんばんは。
 正直、結構好きだ。

 テレビでラブドラマやる最大の問題って、主役が格好良さ過ぎることだと思うんですよ。ゴールデンタイムで主役張るレベルは顔面整ってます。駄目に演じさせるとしても、女性が「うっとりする」ような男でないと売れない。なぜならば、ドラマを見る理由の一つは「その俳優が出ているから」であり、そのを格好よく描かないと視聴者は期待を裏切られます。そして、視聴率は取れません。
 けれども、電車男はそのハードルを越えました。
 その結果、本来主役張れないレベルの俳優を主役に起き、さらに激烈なヲタ描写&コメディで貶め、ださい・格好悪い・チキンな主人公にすることに成功しました。

 「格好いい」ではなく「昔、格好悪い時期が俺にも合った」という共感を狙えるのは、話の特性とゆーのもあるでしょうけど、そのまえに映画がそこそこ成功していたというのが大きいんでしょうね。そうでなければ、きっと、10時からの枠でやることも出来ないだろうし。ある種、メディアミックスの勝利なのかも。