ぱーくーれー

 作品を書く際に文体を他からまねたりぱくったりすることは必要だと思うのだけれども、それで内側まで似てしまうのはなんだか見ていて悲しい。でも、どこまでがレトリックでどこまでが内側か、なんてのはたぶん錯覚の領域に過ぎないから、そこらへんはなんともいえない。単に俺に判別できないだけかもしれない。
 オリジナリティなんて、いらない、という意見は、半分ホントで、半分嘘だ。面白さの一部としてのオリジナリティというのは確かにある。でも面白さにつながらないオリジナリティもある。そして、面白さって言葉の意味は誰もわかんないのだ。