『新編 パーキンソンの法則』 評価C 再読A(かなり後)

 というわけで、山形浩生キャンペーン第一弾。
 「爆笑」とまではいかなくても随所でにやにやしつつ、読めた。
 小題をメモっておくと、あとで読み返して思い出せそうなので、メモメモ。
 1、パーキンソンの法則――役人はどんどん増える
 2、21年後 
 3、パーキンソンの第二法則――金は入っただけ出る。
 4、些事こだわりの法則――関心得失の分岐点
 5、課税の限界――20%を超すと
 6、税金逃れ――節税と脱税
 7、適格者選択の原理――総理大臣の選びかた
 8、ナンバー2――あなたは社長になれるか
 9、先輩を退陣させる法――退職の潮時
 10、嫌な奴=ノーマン――役所でOKを貰う方法
 11、引き伸ばしの法則――ノーといわずにノーという法
 12、大衆の意思――中間派が決定を左右する
 13、官僚の数は何人が適当か――能率、非能率の分岐点
 14、劣等感とやきもちの病――停滞組織の治療法
 15、建物が豪華になると――組織衰退の兆候
 16、真空の法則――打つ手がないと

 でも、これ、かなり当たってるよなぁ、とおもう。現在の文化祭の準備という小規模団体に置いても、13章で言われていた「意思決定には五人くらいでなされる。9人くらいが適当っぽい。23超えたあたりで役立たずが急増」という法則が当てはまる。ウチの場合は、実質は五人ってところか。
 ただ、会社に勤めてない身なので、真価はわかってない本なんだろうなぁ。ちょっと勿体無い。