天皇主義と安易にいえん。

 なんか『アフターダーク』を読み返しつつ、電車で大学行ったら本が読みたくなりました。ちょっとお金がなくなったこともあり、ライブよりも読書メインにしようかと考え中です。そんなわけで読み始めたのが『<民主>と<愛国>』なんですが、うーん、面白い。『ローマ人の物語』を読んでいて「あー、やっぱり歴史っておもろいなぁ」→「日本史は知ってると役立ちそうだなぁ、とくに戦後史」→「なんかねぇかなぁ」と思って目をつけておいたものなんですが、期待にたがわぬ面白さ&あいろにー。なんつーか、通常考えられている戦後の印象というものがどれほど間違ったものであるのかということが再認識できて面白いです。まぁ、この本が正しいという確証もないといえばないんですが、まぁ、事実はわりとどうでもいいところあるし。大事なのは現代において再構成したときの説得力&単純な面白さ、ですよ。んで、それならたぶん十分だろうし。
 といっても読んでいく先から忘れていくからあんまり意味はないんですが、でもねー。900Pもある本をまとめる気力はないですよ。