ニュースのエンターテイメント化

 上で書いた写真展のことをぼんやりとシャワー浴びながら考えていたら気がつきました。よく考えたら、ニュースのエンターテイメント化って、共有物が減っていることと関係があるかもしれませんね。
 よーするに、70年代はみんな美空ひばり大好きだから、美空トークで盛り上がれるけど、80年代になってきていろんな文化が入ってきて趣味が分裂してきたから、話題がなくなった。それでは困る。で、その代替物として出てきたのは何か、といえばニュースかな、と。NHK以外でニュース番組がやられる、しかもゴールデンタイムに、なんていうのは八十年代がはじめだと聞いたので。
 もちろん、80年代のなんでもあそぼーぜいえー、的な風潮とか、俺のよー知らない事情とか色々あったんでしょうけど、視聴者側はそれを明日の雑談のネタにするために見ていた可能性はあるんじゃないでしょうか。

 ついでにいえば、それで新聞とかに興味ない人もテレビを見るようになって、その影響が漫画とかに出るのではないか、というのはただの妄想です。