「自分さえよければ万事OK、グッズを手に入れることができればオタクとしてのステータスも上がるというわけですか?」

http://blog.livedoor.jp/geek/archives/5889834.html
これも仮面さんよりなんですが、こっちはわりと自分が今一番興味を持っていることの一つとかかわってきますので。
 すっごく理解できないんですが、どうして、ヲタっていうのはキャラグッズを買うんでしょうか? キャラグッズなんて買ったって使い道がない。サントラとかストラップならまだ理解できますが、タオルなんてそれこそ使い道がない。その買ってもしょうがないもののために、コミケでは3000人近い列が出来て、人を押しつぶすような突進も起こるわけです。一体何がそこまで彼らを動機付けてるんでしょう?
 で、そーもったときに、「グッズを手に入れることができればオタクとしてのステータスも上がるというわけですか?」っていう言葉は確かにある程度納得できる点があるきがします。「ああいうところは手に入れた者勝ちですからねぇ。」、「とにかく、アイテムや本を手に入れたもの勝ちです。」「連中は、中止になることで「皆が手に入らない」ならそれでいいと思ってるんだよ。」あたりはその意見の流れとして見れる気がします。
 しかし、誰に向かって誇っているのか。どうしてそれが誇れることだと思っているのか。正直、かなり不思議です。
 でもまぁ、ブランドアイテムとかも買うときには見せびらかすことを考えながらやるわけでもないですし、そうおかしくないものなのかもしれません。とすると、俺が本当にわからないのはどこから価値が出来るのか、その価値にどうして人は欲望するのか、ってことなのかも。
 むふぅ。
 この事件に関しては、むしろ、あまりこういう事件を起こさないコミケスタッフの優秀さをたたえるところからはじめた方がいい気がします。「どうしても手に入れたい」「数は少ない」という争いになるしかないものが溢れた場をなんとか取り仕切ってるわけですから。えらい。
 もちろん、そういうヲタが駄目なわけですが――なんか構造上の問題があるきがするなぁ。