ロード・トゥ・パーティション

 駄目じゃないけど、よくもないとゆーか。
 なんだろうなぁ。最近自分の目が曇ってきたのか、あるいはこれをすれたというのか。何を見ても「どこかで見たような」というような感覚を覚える。ついでに言えば、「こう来たら、こうだろうな」という風に思ってしまう。この作品で言えば、三つくらいのシーンにそれを感じた。まぁ、話的になるべくしてなっている奴もあるから、そう簡単にはいえない話ではあるとは思うんだけど。
 ところで。
 内容としては、ギャングものとゆーか、殺人にかかわる大人の男と子供もの、というか。この関係で言えば、『レオン』に似ている。でもあっちとは違って、親子関係。そして、親子であることを主張するような場面もあります。
 映像的にきれいなところはそこそこ。雨の中の銃撃戦、とその後の静寂の図はかなりきれい。――そこが一番見所かなぁ。

 うーん。
 総じて、「ふつう」という評価になってしまう。
 あ、ただ、スーツに丸帽子(というのか?)の服装はかなり好き。