ジョー・パス

 はじめは、胡散臭いギターの音と、『枯葉』の異常な早弾きで「これは駄目だ。どこがいいんだ」と思っていたんですが、なんだか本(アメリカン・ディストピア)を読みながら聞いていたら、なんか意外と好きになれそうな気がしてきました。ジャズはぼんやり聞くものなのだろうか。
 でも、このバージョンの『枯葉』はやっぱりあんまり好きじゃない。お勧めな『枯葉』演奏を知っている方は、教えてくれると嬉しいです。
 そいや、前ピチカート・ファイブの無駄に明るい『イパネマの娘』を部室で聞いて、この世界は広すぎて妙な所で繋がっていることをしみじみと実感した。